マインドフルネスの効果~時間感覚の変化~

2月4日、中国の春節のお祝いに、
東京タワーが赤くライトアップされました。
中国で縁起の良いとされる「赤」。
寒空を暖かく灯してくれていましたね。

毎年2月に祝われる春節(旧正月)ですが、
2019年が明けて1ヶ月。
皆さんどんな感覚でしょうか?
「もう早くも1ヶ月が経ったのか。」
「まだ1ヶ月しか経っていないのか。」

マインドフルネスの効果として、
・ストレス軽減
・集中力アップ、
・眠りの質が良くなる
・レジリエンス力が高まる
など様々ありますが、

中でも「時間」の意識と捉え方に深みが増し、
そのかけかえのない価値に改めて気づける
ということが挙げられます。

 

1. 時間密度が増す

<集中力UPで濃い時間を過ごせる>
マインドフルネス〜基礎編〜でもお伝えした通り、
マインドフルネスは「今、ここにある自分」に
意識を向けて最大限集中している状態を言います。
集中の具合次第で、同じ5分でも密度が違います。

マインドフルネスを実践してから、
「もっと時間があれば」という言い訳が
減ったという生徒さんの声は多く聞かれます。

どんな大人でも、小さな子供でも、
1日に与えられた時間は平等。
毎日、24時間という価値のコインを
1枚ずつ頂くようなものです。

天才だから1時間多く与えられるといったことはありません。
ただ彼らは、限られた時間の中で圧倒的な集中力を発揮して
物事に取り組んでいる分、多くを生きているようにも見えます。

マインドフルネスで目の前の瞬間に集中していると、
今まで駆け足で過ぎ去っていっていた時間が、
ゆっくりとした歩みに感じられることが多くなります。
1人でにんまりしてしまうくらい時間のお得感をもつ人も。

<余計なことに時間を捉われなくなる>
サッカーJ1チーム、大リーグ大谷翔平選手など
有名アスリート指導経験を持つ原田隆史さんによると
パフォーマンス向上に重要なのは、
「何を」 ×「どんな気持ちで」行うかです。

人間、誰しもネガティブな感情は生まれるもの。
不安・失望・怒りなど湧き出る自分を責めたり、
感情を押し殺そうとする必要はありません。

けれど、その感情に飲まれてしまわないようにだけ
意識的に気をつけることが必要です。

ストレスで不安やイライラに襲われたら、
その感情の渦に入りそうな自分を気づけるようにします。
時間を区切って、思い切りその感情を認めてあげましょう。

更に余裕があれば、時間を広げて内側にある自分の本質
(イライラの根本はどこからくるか)を観察してみましょう。

マインドフルネス〜実践編〜
にある技術を通じて
一歩引いて客観的に自分を見つめること(内省)ができれば、
余計な肩の荷がおりるはずです。

2. 雑念に囚われる時間が減る

人間は1日に6万回くらい雑念に囚われていて、
うち8割以上が昨日と同じ雑念だと言われています。

この無意識の雑念を、
・モンキーマインド
・デフォルトモードネットワーク(DMN)、
・マルチタスク脳
などと言い、脳疲労の原因となっています。

この無意識の雑念こそが、人生の時間泥棒の正体。
それを意識化して余計なものを手放し、
集中力を養えるのがマインドフルネスです。

実践するのは、どんな短い時間でもOK。
赤信号を待っている間でも、次の電車を待つ2分でも、
エンジンをアイドリング状態にしてイライラして過ごすのか、
マインドフルネスで脳と心のスペースを作ってあげるか、
この小さな習慣の違いが大きな違いを生みます。

自分の心の声に耳を傾け、たとえ短い時間でも、
自分だけの為のとっておきの時間を創ってあげましょう。

3. 熟睡して脳がきちんと休める

いくら1日が24時間しかないからと言って、
睡眠時間を削ってまで何かに取り組めば、
体力、気力、どこかでしわ寄せがやってきます。

1日の終わりには、どうかゆったりと呼吸に意識を向け、
吐く息を長くゆったりと時間をかけ、心をその呼吸の上で
休ませるようなイメージでマインドフルネスをしてみましょう。

副交感神経が優位になり、習慣化できるにつれ、
各段に眠りの質が向上することを体感できるはずです。

そして、また翌日には24時間分の
真っ新なキャンバスが目の前に現れます。
それは、すべてあなたのもの。

ぎっしり書き込むもよし、
そして白さを残すのもよし。
余白も立派なデザインの一部ですから。

皆さんが1日1日、素敵な時間を過ごせますように!


<参考文献>
・アーノルド、ベネット. 自分の時間. 渡部昇一訳. 三笠書房. 2016, p.29
・岸見一郎、古賀史健. “すべての悩みは対人関係の悩みである”. 嫌われる勇気.
ダイヤモンド社, 2016, p.75-90
・加藤俊徳. “目的を持つと脳は伸びていく”脳を「接待」する.
清流出版, 2019, p.163-165
・萩原一平. “脳の「ミラーニューロン」がおもてなしの成功を左右する”
Harvard Business Review 2016.2.5

<記事担当>
記事編集:Sachi
執筆協力:Megu

 


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